トップガン・マーヴェリック〜高級お子様ランチ〜
どうも、芙蓉です。
今回はトップガン・マーヴェリックを見てきました。
トムクルーズ!!!!
ちょうど最近1を見たばかりだったのと、かなり評判が良かったので友達についていきました。
正直1は
This is アメリカっっっ!という感じで、あの頃のナウでヤングな若者が憧れる青春という感じ。正直ほーんという感じで見流しておりました。そのためか、本当に面白いのぉ?っと若干疑ってかかってました。
ドルビーデジタルで見たので、2200円支払ったからにはよろしく頼むよという気持ちで笑
しかし!!!
これはトップガン・マーヴェリックはすごかった!!
もうタイトルにマーヴェリックってついてますし、やはりマーヴェリックことトムクルーズが主役です(当たり前笑)
※映画名に主人公の名前が入ってるため、文章的に混同しやすいので2と表記しました。
⭐︎時の流れに身を任せ⭐︎
どういうことかというと、1の時のマーヴェリックはやりたい放題で、ルールなんて破るもんだろ?みたいなやつなんですね。
今回の作品の冒頭でもそこは健在ですし。
そんなマーヴェリックが「人を育てる」という責務を負うわけです。
一人ならルール破ってもいいけど、人の命を教官として預かるなら別で。親友を亡くしてるから尚更ですね。
1の時は若さ溢れる無鉄砲さがあった分、教官として若いものを育て、悩むマーヴェリックの姿に時の流れを感じグッとくるものがありました。
親友のグースを亡くしてからの間、マーヴェリックも色々あったんでしょうね。
色々あった結果渋みが増してますねー。
⭐︎全部いいけど友情シーンが好き⭐︎
今回のトップガン・マーヴェリックは1を見た人達のテンションが爆上がりするシーンがたくさんありました。
個人的には
⭐︎グースの息子のルースターがピアノを弾く場面。
⭐︎アイスマンとのやりとり
⭐︎ルースターとハングマン
が特に良かった。
まず、グースの息子のルースターのピアノの場面。
1でマーヴェリックと陽気に歌っていましたね。
そこには奥さんと幼き日のルースターの姿もありました。
友達にそっくりすぎて二度見しました笑
切なそうに見つめるマーヴェリックとあんな小さくても記憶にあるんだなぁとしみじみ。みんなであんな楽しくやってたときもあったね、マーヴェリック。
次にアイスマンとのやりとり。
マーヴェリックのライバル、アイスマン。
悪役感ある笑
2ではマーベリックよりも偉くなって司令官になってました。
病気を患って余命わずかで声を出すのも精一杯の状態でしたが、とても難しいミッションを成功させるために苦悩するマーヴェリックを励まします。
語り合うってシーンというよりは、マーヴェリックがアイスマンに自分の気持ちを吐露してる感じなんですけど
ひしっと最後に強く抱きしめあって、言葉じゃなくて長年の友情が支えてくれる!って感じがの良かったです。
うるうるきてました笑
最後に
ルースターとハングマンです。
ハングマンは鼻持ちならないやつでねぇー笑
テクニックはマーヴェリックが認めるほどありますが、協調性がない笑
ルースターも煽られてましたね笑
そんな二人ですけど、最後にはお互いが認め合う関係になって在りし日のアイスマンとマーヴェリックを彷彿とさせました。
最後向き合った二人によかったねぇとうるうるきてました(2度目)
友情シーンに弱いんだな、私笑
⭐︎2は高級お子様ランチ⭐︎
というわけでトップガン・マーヴェリックにまんまと感動と興奮させられてしまいましたね。
見終わった後の余韻に浸りながら、
「なんかいいお子様ランチ食べた気分だな」
と思いました笑
トップガン・マーヴェリックは1を見た人なら所々にある懐かしさを感じられる作品だと思います。
後、話的には捻った話ではありません、正直。
予想つきます、大体笑
どこかで見たことある展開だなーとなる。
でも、それがいいんです。
自分が思ったようにシーンがハマると
うおぉぉぉぉとなります笑 昔の映画はよくそんな感じでしたね。
多分私はそんなところにお子様ランチ味を感じたんだと思います。
お子様ランチは、昔よく食べたから多分今食べたら
「これこれ!この味ー」「あー!旗刺さってたわ!」「新幹線の皿懐かしっ」ってなると思うんですね。
懐かしさ。旗刺されてないけど笑
それが、高級になってるんです笑
「このオムライスの味懐かしい!!でも、一段となんか旨くなってる気がする?!」みたいな笑
烏骨鶏の卵で作りました!みたいな。
唐揚げは名古屋コーチン、ポテトフライはキタアカリみたいないい食材使ってますよーっていう笑
懐かしいけど懐かしいだけじゃなくて、すごく上質になってる。
やはり映像の迫力もすごいし、話は単純だと書きましたが、正直1の大味な青春映画を大きく元の設定を崩さず、マーヴェリックの新たな課題や、変わらぬ友情の形、亡き友人への想いなど、1のいいところを増幅させていて、尚且つ大道のスカッと脚本になっていると思います。
なんとなく1を見流していた私でさえ、「このシーンは〇〇のシーンを意識してるのでは?!」とわかったので、2も素晴らしいのはもちろんのこと1をとても印象的なシーンが多い名映画なのだなと思いました。
以上トップガン・マーヴェリックの感想でした。
「本当に面白いのぉ?」から
「さすがだぜ!トムクルーズ」と手のひらくるくるさせてもらえた良き映画でした。
それではまたー。
個人的にはボブが好きでした。
母性くすぐるタイプ笑